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おすすめの職種を紹介

文系でも技術職は目指せる?
おすすめの職種を紹介

「技術職は理系じゃないと無理」と思い込み、就職先の選択肢を狭めてしまっている文系学生は少なくありません。しかし実際には、IT業界やメーカーの生産管理、建設業界など、文系出身者が活躍している技術職は数多くあります。この記事では文系から挑戦しやすい技術職の種類を整理したうえで、そのなかでも多くの学生が見落としがちな「設備施工管理」という選択肢を詳しく紹介します。

文系でも技術職を目指せる理由

文系の新卒採用は、専攻内容よりも人柄やポテンシャルを重視した「ポテンシャル採用」が中心です。多くの企業では、募集要項に学部の指定や特定の資格が明記されていない限り文系・理系を問わず応募できるため、学生時代に専攻した内容が選考結果を大きく左右する場面は限られています。技術職と聞くと専門知識が必須というイメージを持たれがちですが、実際には入社後の研修や実務を通じて知識を身につけていくケースが一般的です。

実際に、SE・プログラマーだけでなく、航空会社の自社養成パイロットのように専門性が高いとされる職種でも、文系学生の採用実績は珍しくありません。専攻にとらわれず視野を広げてみることが、技術職という選択肢に気づく第一歩になります。

技術職は、専門的なスキルや資格を積み重ねていくことで、市場価値の高い人材へと成長しやすい職種でもあります。営業や事務系の職種と比べて、資格取得によって給与に反映されやすい仕組みを持つ企業も多く、専攻に関係なく「入社後にどれだけ専門性を身につけられるか」がキャリアを左右する場面が多いのも特徴です。学生時代の専攻で選択肢を狭めてしまう前に、まずは技術職にどのような種類があるのかを知っておくことが、就職活動の視野を広げる第一歩になります。

文系出身者が挑戦しやすい技術職の種類

文系出身者が実際に活躍している技術職には、どのようなものがあるのでしょうか。ひとくちに技術職といっても、専門性を追求する研究開発のようなポジションもあれば、専門知識を持つ人と現場・顧客をつなぐポジションもあり、その性格はさまざまです。ここでは、文系出身者の採用実績が豊富な代表的な3つの分野を紹介します。

IT・システムエンジニア

IT業界は、文系出身者が技術職として活躍する代表的なフィールドです。前述のとおり先端IT人材のうち約3割が文系出身とされており、プログラミング未経験からエンジニアを目指す文系学生も少なくありません。企業によっては新卒入社後の未経験者の割合が高いケースもあり、入社時点でのスキルよりも学ぶ意欲や物事への取り組み方が重視される傾向があります。

IT業界の技術職にはエンジニア職だけでなく、技術営業やプロジェクトマネジメントといった、技術と人をつなぐポジションもあります。プログラミングそのものよりも、顧客の要望を正確に理解し開発チームに橋渡しする役割を担うため、文系出身者が培ってきたコミュニケーション力や論理的な説明力が活かしやすい分野だといえます。IT業界を志望する場合は、ITパスポートなどの基礎資格を取得しておくと、意欲の証明として選考でも評価されやすくなります。

未経験からIT技術職を目指す場合、入社後の研修期間でプログラミングの基礎から学べる企業が多いのも特徴です。数カ月にわたる集合研修を経てから現場に配属される仕組みを整えている企業もあり、文系出身であることを理由に選考の時点で不利になる場面は限られています。ものづくりというよりも「仕組みをつくる」仕事に興味がある学生にとって、視野に入れておきたい業界のひとつです。

メーカーの生産管理・品質管理

メーカーの生産現場を支える生産管理・品質管理といった職種も、文系出身者の採用が一般的な分野です。生産管理は製品を効率よく生産するための計画立案や、資材・人員の手配を担う仕事で、工場全体の状況を把握しながら調整を行います。品質管理は、完成した製品が基準を満たしているかを確認する仕事であり、正確なチェックと記録が求められます。

これらの職種では、海外工場とのやり取りや海外拠点への赴任機会もあるため、語学力を活かせる人材として文系学生を積極的に採用するメーカーも少なくありません。専門的な技術知識は入社後の研修やOJTを通じて身につけていくことが前提とされており、学生時代に理系科目を専攻していなくても挑戦しやすい環境が整っています。

生産管理は、現場の職人や作業員だけでなく、営業・設計・購買など社内のさまざまな部署と連携しながら生産計画を進めていく仕事でもあります。関係者の間に立って情報を整理し、円滑に物事を進めていく力が求められる点は、文系出身者が得意とするところでもあります。ものづくりの現場に関わりながら管理職としてのキャリアを積んでいきたい学生にとって、有力な選択肢のひとつです。

品質管理も同様に、専門的な検査手法そのものよりも、決められた基準を正確に守り、問題があれば関係部署へ的確に報告・共有する力が重視されます。理系的な素養がなくても、真面目にコツコツと確認作業に向き合える人や、記録・報告を丁寧に行える人であれば、着実に成果を出しやすい仕事だといえるでしょう。

施工管理(建設業)

建設業界の施工管理も、文系出身者の採用が広く行われている技術職です。実際に新卒採用サイトを見ても「文系歓迎」「未経験からの技術者へ」といった打ち出し方をしている求人は数多く、施工管理は「理系でなければならない仕事」ではなくなってきています。

施工管理の仕事は、工事現場で実際に手を動かす職人とは異なり、工程・品質・安全・原価を管理しながらプロジェクト全体を統括する仕事です。図面や専門用語に関する知識は必要になりますが、それらは現場に入ってから少しずつ習得していくものであり、学生時代の専攻よりも、現場で人と人をつなぐコミュニケーション力や段取りを考える力の方が重視される場面が多くあります。

建設業界は慢性的な人手不足が続いていることもあり、専攻を問わず意欲のある学生を積極的に採用する企業が増えています。特に、建物の電気・空調・給排水といった設備工事を管理する「設備施工管理」は、体力的な作業よりも関係者間の調整が仕事の中心となるため、文系学生にとって挑戦しやすい分野とされています。「施工管理=現場で汗を流す仕事」というイメージを持つ学生も多いですが、実際には工程表の作成や資料づくりなど、デスクワークの割合も決して小さくありません。
次のセクションで、この設備施工管理という仕事について詳しく紹介します。

「設備施工管理」という選択肢は、
文系とどう相性がいいか

施工管理のなかでも、建物の電気・空調・給排水設備の工事を管理する「設備施工管理」は、文系出身者が活躍しやすい職種として知られています。メーカーの設計職のように高度な専門計算が中心となる仕事とは異なり、現場を動かすためのマネジメント能力が問われる仕事だからこそ、専攻を問わず活躍のチャンスがあります。その理由を2つの観点から見ていきます。

専門知識より大切なのは、段取り力とコミュニケーション力

設備施工管理の実務でもっとも重視されるのは、専門知識そのものよりも「決められたことを関係者にきちんと伝えること」や「状況に応じて臨機応変に動くこと」です。現場には設計士・職人・メーカー担当者・建物のオーナーなど、立場の異なる多くの関係者が関わっており、それぞれの意見や状況を調整しながらプロジェクトを前に進めていく力が求められます。

専門的な技術判断が必要な場面では経験豊富な上司や先輩が対応するケースが一般的であり、新卒の文系学生がいきなり高度な技術判断を任されるわけではありません。むしろ、職人さんに気持ちよく作業してもらうための声かけや、他業者との調整といった人間関係を円滑にする力の方が、日々の実務では重視されます。

サークルやアルバイト、部活動などで、立場の異なる人たちをまとめた経験がある学生にとっては、その経験がそのまま現場でのマネジメント力につながりやすいともいえます。人と関わることが好きで、チームで成果を出すことにやりがいを感じるタイプの学生にとって、専攻に関わらず力を発揮しやすい仕事だといえるでしょう。

飲食店のホールスタッフや接客のアルバイトで、複数の作業を同時にさばきながら周囲と連携した経験がある学生であれば、そのときに培った段取り力や気配りが、現場での調整業務にそのまま活きる場面も多いはずです。専攻名だけでは測れない強みを、面接でどう言語化するかが選考を突破するポイントになります。

図面や専門用語は、入社後に一から学べる

「文系だから図面なんて読めない」と不安に感じる学生も多いはずですが、設備施工管理では入社後の研修やOJTを通じて、図面の読み方や専門用語を基礎から学べる環境が整っている企業がほとんどです。最初は先輩が作成した図面のベースをもとに、配線や配管のルートを一緒に考えていくところからスタートし、少しずつ自分で図面を扱えるようになっていくのが一般的な成長のプロセスです。

分からないことをその都度質問できる環境が整っているかどうかも、文系出身者が安心して技術職に飛び込めるかを左右する重要なポイントです。専門用語がわからないまま一人で抱え込んでしまうと不安が大きくなりますが、先輩に素直に質問しながら少しずつ知識をつなげていくことで、着実に理解が深まっていきます。

配属直後は先輩の現場に同行しながら仕事の流れを学び、その後は事前の打ち合わせや資料作成、図面作成を一緒に経験していくというように、段階を踏んで任される業務の範囲が広がっていくのが一般的です。焦らず一歩ずつ知識を積み重ねていける環境かどうかは、企業選びの際にもぜひ確認しておきたいポイントです。設備施工管理の4大管理(工程・品質・安全・原価)の詳しい内容については、以下の記事でも解説しています。

文系出身者は、実際どう感じている?

ここまで紹介してきた内容は、あくまで一般的な特徴です。では実際に文系出身で設備施工管理として働く社員は、入社後どのようなことを感じ、どのように成長していったのでしょうか。就職活動中は不安に感じていたことも、実際に働いてみると印象が大きく変わったという声も少なくありません。

体育学部出身で東テク株式会社に入社し、入社1年目から現場に携わる社員のインタビューでは、知識ゼロからのスタートで感じた不安や、図面が読めるようになるまでのリアルな過程、先輩からのサポート体制について詳しく語られています。就活中にさまざまな業界を見ていたなかで、なぜ設備施工管理を選んだのか、入社前に抱いていたイメージと実際の働き方はどう違ったのか、といったリアルな声を知りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。

設備施工管理として活躍できる企業
東テク株式会社

文系出身でも設備施工管理として活躍できる企業の一例が、東テク株式会社です。1955年創業・東証プライム上場で、建物設備の「自動制御(ビルオートメーション)」分野を70年近くにわたり牽引してきた会社です。空調・電気・給排水に加え、建物の頭脳となる計装(自動制御)まで扱う総合設備企業であり、新卒でも基礎から学べる研修体制が整っています。

初任給は一都三県勤務の四大卒総合職の場合で30万円以上とされており、文系・理系を問わず、社会インフラを支える技術を一から習得していける環境です。手がける建物はオフィスビル・商業施設・空港・ターミナル駅など大型建築が中心で、専攻に関わらず地図に残る仕事に新卒から携われる点も魅力のひとつです。

入社後は、まず先輩社員の現場に同行しながら仕事の流れを学び、少しずつ担当できる業務の範囲を広げていく研修体制が整っています。資格取得を後押しする支援制度も用意されており、文系出身であっても実務経験を積みながら着実に専門性を高めていけるのが特徴です。専攻名にとらわれず「モノを動かす仕事」に興味がある学生にとって、検討する価値のある選択肢だといえるでしょう。

東テクの仕事内容・働き方については、こちらで詳しく紹介しています。